2007-12-08

ポップコーン:スナック菓子作りに

ポップコーン:スナック菓子作りに

持ち手つきのスチール缶を蓋にして、樹脂加工した鋳鉄製鍋に被せ、ポップコーン用のトウモロコシを適量入れてコンロで焼くとトウモロコシが弾けてスチール缶をカンカンと叩く音を楽しみながらポップコーンを作るというものです。子供が喜びそうですが、説明不足か、価格が高いのか、一時的なものか、分らないが、市販のスナック菓子のような味付けと価格には対抗できない。 メーカーは生産を止め在庫があるだけですが、加工食品の不祥事から、手作りのおやつ作りには子供も参加できオモシロイ!

 最近、トウモロコシもバイオ燃料に消費され、ポップコーンのスナック菓子も高くなると手作りも悪くない。

ツルマル製 2,000円

ご用命は在庫限り特価提供
http://www.ne.jp/asahi/fukui/knyco/

2007-09-30

危うくなった諺「子はカスガイ」


必ずしも安心できないカスガイ(鎹)と危うくなった諺「子はカスガイ」
鎹(かすがい)とは、建築において、木材と木材をつなぎ合わせるための要素、若しくは互いの材が外れぬように固定する鉄製の丈夫な金具を言い、両端が折れ曲がった釘の一種です。 そこから出てきた諺「子はカスガイ」とは子供は夫婦仲を結びつける釘(天使)だということを例えたもの、大方は今も変わりないはず。 ところが最近の地震で筋交いに発生する引張り力が,カスガイの最大耐力を超え保持しえないことがわかり、これに代わる金具が出て対策されているようで、もの作りの方は改善できたが、人づくりの方の「カスガイ」が危うくなってきた。 少子化で甘やかされた子供、甘やかせれて育った子供のような思考力の大人、子供のいない家族で、人間関係を赤裸々に結びつけるカスガイは弱くなり、深刻な問題である。 もの作りの様には簡単でない。 もの作りと人づくりが乖離し、連携されなくなり、「子はカスガイ」は昔物語になってしまうのだろうか? 2007/09/30

2007-07-21

釜(羽釜)


 釜(羽釜)
家庭用炊飯釜は燃料の多様化と、取扱いの楽なガスや電気の普及とともに、薪炊きを前提にした釜は衰微し、炊飯以外の用途で昔のまま大型釜を中心に残っている。
しかし、最新のIH電気炊飯器は、ご飯の美味さを追求した結果、また技術の進歩の結果、釜のように丸底になり、昔からある釜と同じ形状になってきたとは皮肉といえる。
そのような訳で家庭用の小型釜は炊飯という用途ではIH炊飯器に太刀打ちできない。
他方で、災害時のライフラインの不安、大量の炊飯では薪炊きの大型釜(羽釜・平釜)が備蓄とイベント用に注目を浴び、需要もこの面で伸びている様です。
羽釜・平釜)(災害・催事用大鍋



2007-07-19

アルミ製弁当箱


話は古くなるが、終戦を迎え、戦闘機の生産のために作られたアルミ合金「ジュラルミン」の転用先として家庭用の鍋や弁当などの簡単な器物たったようです。弁当のように四角い器物をプレスできる機械も無かったのか、
組立て式の弁当箱もあった。 当時、弁当には梅干が付き物で、アルマイト処理が出来なったジュラルミンを梅干の強い酸で腐食させニキビのような吹出物を作り不評であった。
その後アルマイト処理した純度の高いアルミ製弁当箱へと発展し、さらに人気のあるイラストや写真を着色した弁当が各社より発売され、アルミ製弁当箱が一世を風靡した。その後学校給食の普及や、保温弁当、樹脂製弁当が出てきたりして衰微した。 今は、昭和レトロとかで、郷愁を呼び覚ますアイテムとして廃番になったアルミ弁当が
オークションなどで売買されているようです。 しかしアルミの熱伝導は非常に優れているので加熱したり冷却する効率は良く、臭いが付かないなど実用性は高い。 老兵は死なず、ただ消え去るのみか。
大人にとっては郷愁、幼児・児童にとっては新鮮かもしれません。アルミは落としても壊れにくいですし、軽いですので小さいお子様にもいいですよ。