2008-07-23

中華料理用のまな板はなぜ丸い?


中華まな板は中華料理では骨付きの肉を中華刀でたたき切りしたり、つぶしたりするため、まな板に負担がかかるので硬くて重量のある木材が選ばれます。 必然的に木の切株のような年輪の見える丸い形になり、それが作業に適している様です。 ケヤキや銀杏の木が多く使われています。プラスチックなどなかった時代はケヤキなど、比較的固い木のキリカブがそのままで中華料理用のまな板っていた。 そして木の表面が荒れたり、汚れたら表面を切り落としてまた使う。
また、使用後の中華刀を縦に刺しておいたりします。このような芸当は木の切り株形のまな板でできることですが。


 近年、丸形のプラスチック、抗菌ゴム・積層まな板が衛生的で、品質・規格の安定性の点で普及している。 プロの方はもちろん、ご家庭で本格的な中華料理を楽しまれる方にも、是非お勧めします。

*積層プラスチック中華まな板

抗菌合成ゴムまな板
木製まな板

2008-07-22

懐かしくなった氷削り機


 暑い夏の最中、涼しげな木陰の茶屋には決まって「氷旗」がひらひら揺れて、かき氷のを食べている光景があちこちに見られたものですが、今はイベントや浜茶屋で目にする程度ですね。アイスクリームなどの冷菓が行き渡り、手間のかかるかき氷は、相当に暑くないと売れない、価格、供給量などで太刀打ちできない面がある。 冷房の効いた喫茶店などでも売っている所もあるが、体が冷えすぎ、快適とは行かない。

 また、氷削り機は1年に1回、数時間使う程度で後は物置小屋で1年間放置されるので錆びや電気回りなどの老化が進みやすく、夏の数日で元を取るのは厳しい。 そんなこんなで昔ほどには売れなくなっている。 手回し氷削り機は保守も簡単で郷愁感もあり町内会などの催事に若干の需要があるようです。
 
氷削機 砕氷機 製氷機 knyco http://www.ne.jp/asahi/fukui/knyco/kisetu/ice.html#1